1検査値でまず見るポイント
NHLBIでは、LDLとHDL、トリグリセリドはそれぞれ別に評価します。中性脂肪は空腹時150mg/dL未満が望ましく、150〜199mg/dLは境界域高値、200mg/dL以上は高値、500mg/dL超は非常に高い領域です。LDLが高いのか、TGが高いのかで食事の優先順位が変わります。
2LDLを下げる食べ方
TLCでは、飽和脂肪酸を減らすこと、可溶性食物繊維を増やすこと、植物ステロールを含む食品を取り入れることが中心です。脂身の多い肉、バター、全脂乳製品、菓子類を減らし、オートミール、豆、果物、野菜、ナッツ、オリーブ油、アボカドを増やします。
3中性脂肪を下げる食べ方
NHLBIは、高TGは余剰エネルギー、糖質、アルコール、運動不足、体重増加と関係すると説明しています。甘い飲料、ジュース、砂糖入りの茶やコーヒー、夜の麺類や丼の大盛り、飲酒の頻度を見直すのが先です。糖質を極端にゼロにするより、量を適正化し、たんぱく質と食物繊維を先に置く方が再現性があります。
4受診を急ぐべき背景
若いころからLDLが高い、家族に早発の心筋梗塞や脳卒中がある、糖尿病や高血圧を合併している、TGが500mg/dL超で腹痛がある場合は、生活改善だけに頼らず医療評価が必要です。遺伝性脂質異常症の確認が必要なこともあります。
注意: 脂質異常は無症状でも進むため、定期採血の継続が重要です。
医療上の注意: 本記事は一般的な栄養・健康情報の整理を目的とした内容です。診断、治療、薬の調整の代わりにはなりません。症状が続く、悪化する、持病や服薬がある場合は医療機関に相談してください。


